皆さん、こんにちわ。東京都練馬区を中心とし、建築工事から土地建物売買等を含め数多くのリフォーム工事を行なっているietomaです。
玄関は建物の中でも、使用頻度が高い箇所です。世帯人数が多ければ多いほど、玄関ドアを開け閉めする機会が増える為、ダメージが蓄積され不具合が起きやすくなります。玄関は家の顔と呼ばれるほど大切な場所なので、早めの対処が必要です。
それでは、もし玄関ドアに不具合を感じたらどのように対処すればいいのでしょうか。ここでは、玄関ドアの修理や交換をするべき判断基準と、各費用相場についてご紹介します。
■玄関ドアの修理費用目安
まずは、玄関ドアの修理費用の目安について見ていきましょう。修理費用はあくまでも目安なので、不具合の原因やドア本体、パーツの形状によって費用は変わります。
玄関ドアの修理費は、2万円~5万円程度です。玄関ドアは大きく分けて木製とアルミ製の2種類ですが、木製の方が費用は高くなります。
玄関ドアの塗装する場合は、木製なら5万円~20万程度、
アルミ製は基本的に塗装が出来ない為、硬質塩ビシートを貼るようになります。金額は10万円~です。玄関ドアは紫外線にあたり続けると、次第に色があせてきます。塗装をすることで、玄関ドアを生まれ変わらせることができるでしょう。
今度は、玄関ドアのパーツ毎の修理、交換にかかる費用をご紹介します。
・ドアノブの修理
ドアノブの修理にかかる費用は3万円前後です。交換には部品代も含まれます。
・ドア枠の修理
ドア枠の修理にかかる費用は1万~3万円です。
・蝶番の修理
蝶番の修理にかかる費用は1万円~2万円程度となり、蝶番の数が多いほどより費用が高くなります。
・鍵の修理
鍵の修理にかかる費用は1万程度です。調整で直らない場合は、丸ごと交換しなければなりません。鍵を交換する場合は、2万円~6万円です。鍵のタイプによって部品代、工賃が変動しますが、特殊な鍵ほど費用が高くなるでしょう。
・ドアクローザーの交換、修理
ドアクローザーの修理や交換にかかる費用は、2万円からです。ドアクローザーとはバネとオイルの力により、ドアを適切な速度で自動的に閉める装置のことです。
もしドアクローザーがなければ勢いよくドアが閉まり、怪我をするリスクが高まります。またドアが閉まる衝撃によってドア自体が破損したり、劣化しやすくなったりといった様々な問題が発生します。
■交換の判断基準
では、どのような不具合が生じたら交換をした方がいいのでしょうか。
玄関ドア自体の耐用年数は、木製は約15~20年、アルミ製は約20~30年だと言われています。比べてみると、木製よりもアルミ製の方が耐用年数は長いでしょう。
ただしこれは目安なので、使用環境によって耐用年数よりも早く不具合が生じることがあります。もし建て付けが悪くなったり、隙間風が気になったりしたら修理や交換を行いましょう。
また、ドアは様々なパーツで構成されています。例えば、ドアクローザーやドアガード、蝶番、ドアノブ、鍵などです。パーツの多くは、耐用年数が10~15年です。ドアのパーツはドア本体より劣化しやすいでしょう。15年以上経過している場合は交換が必要です。
・パーツ毎の交換基準
今度は、パーツ毎の交換基準を見ていきましょう。
まずは、ドアノブやレバーです。玄関ドアのドアノブやレバーは、使用頻度が高い部分なので、壊れやすいパーツの一つです。ドアノブががたついたり、ノブを回してもドアの開け閉めができなくなったりしたら、交換を視野に入れましょう。
鍵に不具合がでることもあります。劣化や変形によって、鍵が抜けにくくなることがあります。
まずは鍵穴専用のスプレーを試してみることをお勧めします。それでも直らない場合は交換をしましょう。
蝶番を交換するタイミングは、ギーギーという音がしたり、開け閉めが難しくなったりした時です。そのまま放っておくと、最悪の場合ドアが外れます。
ドアクローザーは、事故防止のためにも大切な役割を果たしています。もしドアが閉まる速度が速くなったりしたら交換をお勧めします。このまま放置してしまうと、勢いよく閉まったドアに挟まれ怪我をする恐れがあるからです。ドア自体の破損にもつながるので早めの対策が必要です。
・玄関ドアの交換費用
玄関ドアの交換費用についてですが、ドア本体を取り付ける場合にかかる費用は20万~40万円程度です。ドアの枠を含めて交換する場合は、それ以上の費用が発生します。交換費用には材料費や取付費、処分費が含まれますが、玄関ドアの種類によって費用が大きく変動します。
玄関ドアの交換はカバー工法をお勧めしています。工事金額の目安は50万円から開き戸を引戸に替えたりすることもできます。
工期は1日です。
もし複数のパーツに不具合が出ていたら、パーツ毎に修理するよりもドアを丸ごと交換した方がいいでしょう。玄関ドアを交換することによって美観性、機能性の向上にもつながります。
■玄関ドアを選ぶ際のポイント
玄関ドアを選ぶ際のポイントはいくつかあります。
・一つ目のポイントは断熱性です。
断熱性能が低いドアの場合、夏は外から熱が室内に入り込み、冬は暖かい空気を外に逃がしてしまいます。室内の温度が安定しないだけではなく、光熱費がかさむ要因にもなります。玄関ドアの断熱性にこだわることで快適に過ごせるだけではなく、光熱費の削減にもつながるのです。快適な生活環境の為にも、玄関ドアを選ぶ際は断熱性に注目してみてはいかがでしょうか。
・二つ目のポイントは防犯性です。
近年、犯罪手口は巧妙化しています。住民が家の中にいるにも関わらず侵入するといった卑劣な犯罪も増加傾向にあります。残念ながら、玄関に鍵をかけているから安心というわけにはいかないのが現実です。
侵入犯罪について警察庁が公表した資料によると、侵入者の約70%が侵入に5分以上の時間を要する場合は諦めるという結果が出ています。つまりターゲットにされたとしても、侵入しにくい玄関ドアであれば犯罪を未然に防げるということです。
それでは、防犯性が高い玄関ドアとはどのようなものなのでしょうか。
まずは、鍵が二つ取り付けられている二重ロック(ツーロック)の玄関ドアです。鍵が一つだけのドアよりも開錠する手間が増えるので、空き巣は侵入を諦める傾向にあります。防犯意識が高いことを知らせるという意味でも、二重ロックのドアはお勧めです。
最新式の鍵にすることもポイントです。鍵を使わず、工具で不正に開錠する手口をピッキングと言います。昔からあるディスクシリンダー型やインテグラル型などの鍵はピッキングされやすいと言われています。
防犯性に優れた鍵は、ディンプルキーと呼ばれるものです。ディンプルキーは鍵表面に小さなくぼみがあり、鍵の構造が複雑なのでピッキングしづらいでしょう。他にもカードキータイプ、暗証番号タイプ、指紋認証タイプなど、鍵の種類は多様化しています。
玄関ドアを交換するのであれば、防犯性が高い最新式の鍵にこだわってみてはいかがでしょうか。
玄関ドアは頻繁に使用するので、建物の中でもダメージが蓄積されやすい箇所になります。もし不具合が生じたら、生活に支障をきたすだけではなく美観性にも影響します。
また玄関ドアは様々なパーツから構成されていますが、どれも大切な役割を果たしています。もし修繕箇所が複数だった場合はパーツ毎に修理、もしくは交換するよりも、ドアを丸ごと交換した方がいいでしょう。
玄関は家の顔と呼ばれるほど大切な場所だからこそ、少しでも不具合があったら早めに対策することをお勧めします。
ietomaでは、創業から45年以上という長きにわたり、数多くのリフォーム工事を手掛けてまいりました。現場で培ってきた豊富な知識と提案力の高さが弊社の強みです。打合せからお引渡しまで、担当者は変わりません。お客様の幸せを第一に考え、不便を解消できる住まいづくりを柔軟にご提案いたします。
玄関ドアの不具合が生じたらまずはietomaまで、お気軽にご連絡ください。些細なことでも解決に向けて尽力いたします。