おしゃれな玄関アプローチを作るには?おすすめの素材と抑えておきたいポイントを解説  

皆さんこんにちは。東京都練馬区を中心とした近郊エリアで、建築工事から土地建物売買等を含め数多くのリフォーム工事を手掛けているietomaです。


玄関アプローチとは、門から玄関をつなぐ通路のことであり、お住まいの第一印象を決める重要な場所です。訪れた方に、こだわりを持ったおしゃれなお住まいだという印象を持ってもらうには、素材やデザインを重視して設置することが大切です。


今回は、玄関アプローチを設置するのに重視したい素材やデザインなどについて解説します。これから玄関アプローチを設置しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。




■玄関アプローチ作りで失敗しない為のポイント



玄関アプローチは、住んでいる方や訪れる方が皆通る場所であり、デザイン性を重視したいと考える方がほとんどです。しかし、日々安全にアプローチを歩くためには、デザイン性だけでなく安全性や耐久性も考慮する必要があります。


安全性や耐久性の面から、玄関アプローチをどのように作ると失敗しないのか、ポイントを見てみましょう。



・安全性を重視するための素材選びのポイント

玄関アプローチに使う素材は、滑りにくいものを選ぶことが大切です。素材の中には、水に濡れると滑りやすくなるものもあり、雨が降った時や冬場の凍結時に転倒する危険性が高まります。


滑りやすくなる素材には、枕木やツルツルのタイルなどがあります。これらの素材を取り入れる場合は、滑りにくいよう加工されたものを選ぶと安心です。加えて、水はけを良くし雨水が溜まらないよう、地面に勾配をつけるのも対策のひとつです。


安全性をさらに高めるには、手すりや照明の設置も検討すると良いでしょう。特に手すりは、後付けしようとすると大規模な工事が必要であるため、できれば新築時に併せて設置するとスムーズです。



・耐久性を重視するための素材選びのポイント

木のぬくもりを感じたいと、玄関アプローチの素材に天然木を検討する方もいるでしょう。しかし、耐久性を考慮するのであれば、できるだけ天然木を使わないことをおすすめします。例えば、枕木は趣のあるアンティークな雰囲気が演出でき、値段も抑えられる一方で、樹種にもよりますが、時間の経過による腐食やシロアリによる被害などが避けられません。


枕木を取り入れたい場合は、樹脂やコンクリートを素材とする擬木を使うとアンティークなテイストに仕上がります。玄関アプローチの幅は、人のすれ違いや自転車・ベビーカーなどの通行を想定し、1.2m確保できるようにしましょう。




■おしゃれな玄関アプローチにおすすめの素材


デザイン性と、安全性・耐久性の両方を兼ね備えた素材選びにより、おしゃれな玄関アプローチに仕上げられます。ここからは素材ごとの特徴を解説します。



・敷石(石材)

割れにくく耐久性に優れた敷石は、色・形ともに豊富な種類がありデザイン性も高く、和風・洋風どちらの玄関アプローチにも合わせやすい素材です。敷石として多く使われている石には、石灰岩・石英岩・御影石・花崗岩・ピンコロ石・大理石などがあります。大理石など、敷石の種類によっては滑りやすいため、滑りにくくする加工を業者へ依頼するようにしましょう。



・タイル

土や磁器質を原料として作られたタイルは、正方形もしくは長方形が一般的であり、サイズ・色・質感などは製品によってさまざまです。デザインバリエーションが豊富なうえ汚れが落としやすく、玄関アプローチで広く使われています。同じ色のタイルを並べると統一感が出せ、色違いのタイルでは変化に富んだおしゃれな演出も可能です。玄関アプローチには、滑りにくく加工された屋外専用のタイルを選びましょう。



・レンガ

粘土に石灰や砂を混ぜて焼き上げるレンガは、自然素材が持つ温かみを感じられる素材です。色は茶色系やオレンジ系が多く、形は長方形が一般的です。質感は、さらっとしたものとザラつきを持つものがあり、玄関アプローチには透水性レンガを用いると滑りにくくなり安心です。もしくは、レンガに似せて作ったコンクリート製の製品もあるので、雰囲気に合わせて検討しましょう。



・インターロッキング

インターロッキングとはコンクリートの一種であり、ブロック同士をかみ合わるようにして舗装し並べていきます。豊富なカラーバリエーションが楽しめ、水はけが良いため滑りにくい点が大きなメリットです。隙間から雑草が生えやすく、定期的なお手入れが必要です。



・コンクリート洗い出し

洗い出しとは、砂利を混ぜたコンクリートが完全に固まらないうちに水で表面を洗い流すことで、砂利を浮かび上がらせる工法です。滑り止めの効果があり、和洋どちらのアプローチにも合わせられます。



・砂利

砂利の中で、玄関アプローチに用いられる砂利は化粧砂利と呼ばれています。色や模様が多彩であり、コストも抑えられます。除草シートの上に砂利を敷くことで雑草対策になるほか、踏んだ時の音により防犯対策にも活用できるため、導入するお住まいが多くなっています。




■玄関アプローチをおしゃれにするポイント


素材の特徴を生かしたうえでおしゃれな玄関アプローチに仕上げるには、どのようなポイントを押さえておくと良いのでしょうか。ここでは、特に重視したいポイントを3つ紹介します。



・建物の外観デザインとのバランスを考慮する

お住まいの新築やリフォームと同時に玄関アプローチを設置する場合は、バランスの取れた色やデザインが選択しやすいです。しかし、後から玄関アプローチの設置を計画した時に、玄関アプローチ単独で色やデザインを考えてしまうと、お住まいとの調和が取りづらくなります。


例えば、和風のお住まいに洋風の玄関アプローチを設置するのは、ちぐはぐな組み合わせになってしまいます。玄関アプローチはエクステリア工事での対応となるため、予算面も考慮しながらデザインを考慮しましょう。



・曲線を取り入れ、奥行きや立体感を出す

玄関の正面にアプローチを設けると、玄関扉を開けた時に道路から家の中が丸見えになってしまいます。玄関アプローチに曲線を取り入れ、玄関が正面に来ないよう配置したうえで奥行きや立体感を持たせると、おしゃれに見えるだけでなく防犯対策にも役立ちます。カーブやジグザグなどを活用して奥行きを持たせ、通路に花壇や樹木などを設置すると良いでしょう。



・お手入れの方法を把握しておく

玄関アプローチを設置した時点ではきれいな状態であっても、年数の経過により汚れや雑草などが目立ってきます。きれいな状態を長く保つには、素材ごとのお手入れ法を把握しておきましょう。


これから玄関アプローチの設置を考えている・玄関アプローチの素材選びに悩んでいるなど、玄関アプローチに関するお悩みやご質問などがございましたら、お気軽にietomaまでご相談ください。




■まとめ

ietomaは東京都練馬区を中心とした近郊エリアで、これまでに数多くのリフォーム工事を手掛けてきました。創業以来45年以上の経験があり、リフォームのプロとしてお客様のご要望にお応えできる玄関アプローチ工事を施工いたします。


玄関アプローチの設置に関する見積もりや相談は、無料で承っております。メールもしくはお電話でお受けしておりますので、まずは弊社までご一報ください。