皆さん、こんにちは。東京都練馬区を拠点に、建築工事から土地建物売買等を含め数多くのリフォーム工事を行っているietomaです。
築年数が経っても資産価値が落ちず、人気を集めているマンションのことを「ヴィンテージマンション」といいます。ヴィンテージマンションにはさまざまな魅力がある反面、選び方を間違えてしまうと後悔するケースもあるため、失敗しないためには慎重に選ぶことが重要です。
この記事では、ヴィンテージマンションを購入した際の失敗例や選び方のポイント、資産価値を下げないためにできることなどについて解説します。
■ヴィンテージマンションを購入した際の失敗例5選
まずはヴィンテージマンションを購入した際によくある失敗について、代表的な5つの事例を紹介します。
◆見えない部分の劣化によって、メンテナンス費用がかかる
ヴィンテージマンションは築年数が古いため、キッチンや浴室、トイレなどの水回りの配管なども古くなっており、メンテナンス費用が想像以上にかかってしまうケースもあります。
リノベーションされている物件は目に見える範囲はきれいになっていても、配管など普段見えない箇所の劣化には気づきにくいものです。水漏れなどのトラブルが起きるとメンテナンス費用も高額になってしまうこともあるでしょう。
◆防音性が低いため、騒音問題に悩まされる
ヴィンテージマンションのなかには防音性が低いものもあるため、内見時には気づかなかった騒音や生活音に悩まされるケースもあります。また、他の住人の生活音が気になるということは、自身の生活音も誰かにとって迷惑になっている恐れもあるでしょう。
騒音問題は苦情などのトラブルに発展する恐れもあるため、気を遣って生活することに疲れてしまうケースもあります。
◆駐車場のタイプによっては自車を停められない場合がある
マンションの機械式駐車場が旧式の場合は停められる車の高さや幅に制限があるため、自車が規定外の場合は停められないケースもあります。規定外で停められない場合、近くに別の駐車場を借りなければなりません。
また、新しく車を購入する場合も、規定に合うものを選ぼうとすると選択肢が狭まってしまうでしょう。
◆つくりが古く、使いにくい間取りで不便に感じる
メンテナンスやリノベーションがされているヴィンテージマンションでも、部屋のつくりや間取りが昔の様式のままだと現代の生活に合わず、不便に感じるケースがあります。実際に生活してみてから家事動線や生活動線に不都合が多いことに気づき、後悔してしまう場合も多いです。
◆耐震性能に不安がある
築年数が古いと、耐震性能に問題がないか不安に感じるケースもあるでしょう。過去に耐震補強工事が行われているかを十分に確認しないまま入居を決めてしまうと、住んでから後悔してしまう場合もあります。
資産価値に大きく関係する建物の修繕施工も、ietomaにぜひお任せください。写真を送るだけで見積もりができるサービスもございますので、ぜひご利用ください。
お家や建物のお悩みはお気軽にご相談ください。
■ヴィンテージマンションを選ぶ際に気を付けたいポイント5選!
ヴィンテージマンションを選ぶ際には、後悔しないためにも次の5つのポイントを確認しておきましょう。それぞれについて解説します。
◆耐震性能に問題がないか確認する
ヴィンテージマンションは築年数が古いため、耐震性能に問題がないかを確認する必要があります。1981年6月以前に建てられたマンションは旧耐震基準が適用されているため、耐震補強工事がされていない場合は大規模な地震が発生した際には倒壊や崩壊の恐れがあります。
旧耐震基準で建てられたマンションの場合は、耐震診断や耐震補強工事が行われているかを必ず確認しておきましょう。
◆管理・修繕計画を確認する
基本的にマンションには管理・修繕計画があるため、必ず事前に内容を確認しておくことが大切です。適切なメンテナンスが実施されているか修繕工事履歴を確認したり、今後の大規模修繕計画がどのように決められているのかを確認したりしておきましょう。
◆建て替えが検討されているかどうか確認する
ヴィンテージマンションは築年数が古いため、建て替えの話が出ている可能性も考えられます。建て替えが実施されるとヴィンテージマンションではなくなってしまうのはもちろん、法令の関係で同規模のマンションを建てられないケースもあるため注意が必要です。
ただし、マンションの建て替えには「区分所有者と議決権の各5分の4以上の賛成が必要」とされているため、実現に至らないケースもあります。
◆希望のリフォームやリノベーションが実現可能か確認する
ヴィンテージマンションのなかには、リフォームやリノベーションに制約を設けているケースがあります。たとえば床材の規定が厳しくフローリングが不可であったり、配管などの関係で水回りの移動ができなかったりするなどの事例があります。
リフォームやリノベーションを考えている場合は、購入前に管理規約をしっかりと確認しておきましょう。
◆維持費がどれくらいかかるかを確認する
マンションには管理費や修繕積立金、固定資産税などのさまざまな維持費がかかるため、どのくらいの金額がかかるかをしっかりと確認しておきましょう。とくに管理費や修繕積立金は築年数が古いマンションほど高い傾向にあるため、毎月のローン返済や駐車場代などの固定費に加えて無理なく支払えるかを十分に検討することが大切です。
ietomaは暮らしの中でご家族が感じている不便をなくし、笑顔で快適に暮らせる空間づくりを手掛けています。どんな小さなお悩み事も、ぜひ弊社にご相談ください。
■ヴィンテージマンションの資産価値を下げないために必要な取り組み
◆リフォームをする
ヴィンテージマンションの資産価値を下げないためには、快適に生活するためのリフォームを適切に行い、定期的なメンテナンスを実施することが大切です。とくにキッチンや浴室など水回りの設備は劣化が現れやすいため、必要に応じてリフォームを実施するとよいでしょう。
適切なメンテナンスが行われていれば、将来的に売却する際にも資産価値が下がりにくくなるといえます。
◆リノベーションをする
リフォームは老朽化した部分を手直ししたり交換したりする工事であるのに対し、リノベーションは大規模な改修を加えて価値を高める工事を意味します。
ヴィンテージマンションのように古さが価値につながっているマンションをリノベーションすることは、近代的な設備や使い勝手という価値を付加することにつながり、さらなるバリューアップにもつながるでしょう。
◆一般的な中古マンションをヴィンテージマンション風にするのも方法のひとつ
一般的な中古マンションであっても、リノベーションによって全面改修をして価値を高められれば「ヴィンテージマンション風」に仕上げることも可能です。建物の躯体などを変えることはできないため、あくまでもヴィンテージマンション「風」となりますが、ヴィンテージマンションのようにするだけでも物件は見違えるようになり、高い集客力を発揮することが期待できます。
ietomaは一般的な住宅だけでなく、ヴィンテージマンションの資産価値向上に繋がる空間づくりを手掛けています。どんな小さなお悩みでも、ぜひ弊社にご相談ください。
■ヴィンテージマンションのリフォーム・リノベーションもietoma(イエトマ)にお任せください!
ヴィンテージマンションには魅力が多い反面、築年数の古さから住みやすさやメンテナンスに関する点には事前に十分な確認を行うことが必要です。
私たちietomaは、リフォームを通して人と人との間(あいだ)をなくし、新しい暮らしを提供しています。ヴィンテージマンションのリノベーションをお考えの方も、ぜひ弊社にご相談ください。
ietomaでは、リフォームを通して家族の距離を縮め、新たな暮らしを実現したいというご希望を叶えるお手伝いをさせていただきます。まずは、お気軽にご相談ください。