愛猫家必見!猫と飼主が快適に過ごす為のリフォーム・リノベーションのポイントを解説

皆さん、こんにちは。東京都練馬区を中心とし、建築工事から土地建物売買等を含め数多くのリフォーム工事を行っているietomaです。


大切な家族の一員である猫と一緒に快適に過ごすには、どのような住まいが適しているのでしょうか。


感染症予防や交通事故防止などのさまざまな理由から、室内で猫を飼っているご家庭は多いですよね。しかし、猫にとって過ごしやすい家とはどのようなものなのか、飼い主も快適に過ごせるための工夫はあるのか、実際のところよくわからないという人も多いでしょう。


今回は猫と飼い主が快適に過ごすためのリフォーム・リノベーションのポイントを詳しくご紹介します。愛猫家の方はもちろん、これから猫を飼ってみたいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。




■猫が快適に暮らせるためにあると良い設備は?



猫が快適に暮らせる家は、猫にとってはもちろん、飼い主にとってもメリットがあります。ここでは猫を室内で飼うときにおすすめの設備を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。



〇猫が出入りできる専用ドア

一般的に「ペットドア」とも呼ばれている、猫用の通路穴のあるドアを採用すると、猫が自分で部屋の出入りができておすすめです。飼い主がいちいちドアを開け閉めしてあげずに済むので、手間がかからないことに加え、冷暖房効率も上がります。


猫の出入りのために何度もドアを開け閉めしていると、せっかく冷暖房で快適な温度に保たれた空気がどんどん逃げてしまいます。しかし、猫用の通路穴のあるドアであれば猫が一匹通れるほどの小さな面積しか開かないので、部屋の温度も一定に保ちやすくなるでしょう。


また、通常のドアの場合は、猫が自分で開けようとした際に引っかき傷ができやすいものです。ペットドアであれば猫自身で簡単に出入りできるため、傷がつく心配もなく安心です。


猫専用のドアを設置するには、業者に依頼し、既存のドアを加工して通路穴を設置するか、既存のドアそのものをペットドア付きのドアに交換するか、2つの方法があります。間取りやドアの形状などから適した方法を選択するとよいでしょう。



〇猫用の通路穴をつくる

猫専用のドアに加え、壁に猫用の通路穴をつくるのもおすすめです。リビングと廊下の間の壁や、洗面所と廊下の間の壁などに通路穴を設けることで、より猫が自由に各部屋を移動しやすくなります。


また、通路穴は部屋の出入りのためだけではなく、トンネルのような遊び場としても気に入ってくれる猫が多いようです。穴の中から外の様子を覗いたり、ひっそりと隠れてみたりと、猫自身が好きなように使えるのも嬉しいポイントです。


壁内部の柱の位置を避けるなど、構造上問題のない位置であれば穴を開けて木枠などを設置するだけで簡単に設置できます。



〇キャットウォーク、キャットステップ


キャットウォークやキャットステップは、高所に設置した猫用の通路のことを指します。猫は高所を好むため、遊び場として活用することで、運動不足やストレスの解消にも役立ちます。


室内はどうしても猫の行動範囲が限定されるため、運動不足になったり、ストレスを発散しきれなかったりするものです。キャットウォークやキャットステップがあることで、思いっきりジャンプをしたり、高いところから周囲を見渡したりと、より楽しく健康に過ごせるようになるでしょう。


キャットウォークやキャットステップは、簡単に後付けができます。猫の身体の大きさや運動能力に応じて、安全に遊べるような設置位置を検討しましょう。猫は高いところに登るのは得意ですが、低いところへ降りるのは苦手な場合が多いです。ケガをしないよう、滑りにくい素材のものを選び、適切な間隔で設置することが大切です。




■猫と飼い主が快適に過ごすためのリフォームのポイント



猫と飼い主が快適に過ごすためには、特に「臭い対策」と「爪とぎ対策」を十分に考えておくことが大切です。ここではそれぞれの対策のポイントについて、詳しく解説していきます。



〇リフォームでできる猫の臭い対策

猫の尿は臭いが強いため、快適に過ごすためにはきちんと対策を考えておきましょう。また、臭いがトイレ以外にも漏れてしまうようでは、来客時にも気を遣いますよね。ここではリフォームでできる猫のニオイ対策について詳しくご紹介します。



・猫用トイレの設置場所

猫用トイレは、人が頻繁に出入りしない、換気のしやすい場所に設けるのがよいでしょう。猫は排泄の際、人通りが多い場所ではなく静かな場所を好むため、人の出入りが多い玄関や、急に大きな音のする洗濯機の近くなどは避けましょう。ただし、あまりにも人目につかない場所では排泄の状態をチェックしにくいため、全く人目につかない場所も避けるべきです。


また、トイレの設置場所の床を耐水性の高いクッションフロアにしたり、壁には消臭効果のある壁紙を施工したりするのもおすすめです。耐水性の高いクッションフロアであれば、粗相があっても水拭きでキレイになり、汚れが染み込む心配がありません。また、消臭効果のある壁紙であれば、イヤな臭いが残りにくくなります。



・換気対策

臭いが籠もるのを防ぐためには、トイレの設置場所の換気が重要です。風通しが良く換気しやすい場所であれば問題ありませんが、間取りの関係で難しい場合には「室内窓」を設けるのもおすすめです。


室内窓を設けることで空気が循環し、湿気やカビ対策の効果が期待できます。また、場所によっては採光の役割も果たしてくれるため、室内がより明るくなるでしょう。



〇リフォームでできる猫の爪とぎ対策

猫は気分転換やマーキングなど、さまざまな理由で爪とぎをします。しかし、あらゆる場所で爪とぎをされてしまっては、家中がボロボロになってしまいます。ここではリフォームでできる猫の爪とぎ対策について詳しくご紹介します。



・ひっかき傷に強いクロス

壁紙を張り替える場合は、一般的なタイプの壁紙ではなく、ペット対応の耐久性が高い壁紙を選びましょう。ペット対応の壁紙は耐久性に優れており、猫がひっかいても傷がつきにくいのが特徴的です。


中には消臭効果や抗菌効果、汚れ防止効果など、機能性に優れたペット対応の壁紙もあります。必要に応じてぜひ検討してみてください。



・腰壁の設置

猫の爪とぎ対策としては、ペット対応の壁紙を採用することに加え、腰壁の設置もおすすめです。腰壁とは、壁の下方のちょうど人の腰の高さくらいの位置に板材を貼り付けて仕上げた壁を指します。


腰壁は壁紙と違って爪が引っ掛からず、さらにインテリア性も高められるため、爪とぎ対策にはもってこいといえます。爪とぎ対策の腰壁として用いられる壁材は、パイン材や樹脂製などが多いです。


ietomaは創業から45年以上という長きにわたり、数多くのリフォーム工事を手掛けてまいりました。豊富な実績から、そのご家庭とペットとの暮らしに合わせたリフォームをご提案いたします。


ietomaでは滑りにくく傷つきにくい床材の導入や、キャットウォークの造作などにも対応いたします。家族の一員である大切なペットも暮らしやすい住まいにしたいとお考えの方は、ぜひ弊社へご相談ください。


お見積もりは無料で承っておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。