皆さん、こんにちは。東京都練馬区を拠点に、建築工事から土地建物売買等を含め数多くのリフォーム工事を行っているietomaです。
近頃、リフォームやリノベーションで、自宅にランドリールームを設置する方が増えてきました。
洗濯は毎日の生活に欠かせない家事の一つですが、天候に左右されたり、作業工程が多かったりと、なかなか面倒な作業です。時には大量の洗濯物を抱えて、部屋を行ったり来たりすることもあるでしょう。
しかし、自宅にランドリールームがあれば、それらの悩みは一気に解消されます。
この記事では、ランドリールームのメリットからリフォームのポイントまでお伝えしていきます。ランドリールームの設置を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
■ランドリールームとは何?
ランドリールームとは、洗濯に伴う「洗う・干す・取り込む・たたむ・収納する」といったすべての作業を一か所で行える部屋のことをいいます。
通常、洗濯というと、洗濯機で洗ったものをベランダや庭まで運んで干し、取り込んでからそれぞれの部屋に収納するという工程が一般的です。動線は複雑で、予期せぬ天候の変化により、無駄な作業が増えることも少なくありません。
近年、ランドリールームの需要が高まっている背景には、共働き世帯の増加が挙げられます。共働きで帰りが遅いと、家事に割ける時間も少なくなるためです。ランドリールームはこうした家事への負担軽減に、大いに役立つと期待されています。
ランドリールームの設備には、洗濯機や物干し、アイロン台、収納棚などがありますが、これらはそれぞれのライフスタイルに合わせてカスタマイズ可能です。家族の人数や洗濯の量、頻度などから、必要なものをセレクトするといいでしょう。
ランドリールームのメリット3選!
ランドリールームにはさまざまなメリットがありますが、ここでは3つ厳選して紹介します。
・手間が減って時短になる
家事の中でも洗濯は、手間と時間のかかる作業です。
ランドリールームだけで洗濯におけるすべての工程を賄えるようになれば、大幅な時短が叶います。家事の動線もクリアになり、重い洗濯物を持ち運ぶなどの負担も軽減されるでしょう。
仕事や子育て、介護に日々奮闘されている方には特におすすめです。
・雨や花粉に関係なく干せる
室内にランドリールームがあれば、雨や花粉を気にすることなく洗濯物が干せます。急に雨が降ってきてもすぐ取り込めるので、洗濯自体をやり直す必要もありません。
近年では花粉に限らず、黄砂やPM2.5などの有害な外気も問題となっているため、安心して室内干しができるランドリールームの需要は、年々高まっています。
・人の目を気にする必要がない
外干しをすると、人の目が気になってしまうという方は多いものです。室内干しであっても、来客があった際には、人の目が気になって慌ててしまいますよね。
実際に外部から洗濯物が見えることで、家族の情報が漏れてしまうこともあるので、注意するに越したことはありません。洗濯物のサイズや色などから、女性や子どもがいることがわかったり、制服や体操着から学校名がわかったりします。
ランドリールームがあれば、人の目に触れることもないため、防犯の意味でも安全です。
ランドリールームにおすすめの設備
ランドリールームにはさまざまな設備が備わっていますが、すべて揃えなければランドリールームとして機能しないわけではありません。
大切なことは、各ご家庭のライフスタイルや目的に合った設備を整えることです。
ここでは、ランドリールームの主要な設備を紹介していきます。
・窓
ランドリールームには日当たりや風通しをよくするために、窓を設置することをおすすめします。洗濯物からは湿気が多く発生するため、通気性のよい状態をつくることが何より大切だからです。
日当たりがよければ、室内干しでも乾きやすく、寒い季節なら室内の温度を上げることもできます。洗濯物を干していないときには開けておくことで、部屋全体の空気を入れ替えることも容易です。
・エアコン
ランドリールームにはエアコンがあると非常に便利です。
夏場や梅雨時など、湿気の多い時期にはどうしても洗濯物が乾きづらくなります。特に雨の日は大変です。こんなときにエアコンの除湿機能(ドライ)が役に立ちます。
洗濯物を干したりたたんだりなどの作業中も、熱中症などが心配されますので、エアコンは取り付けておきましょう。
・ランドリーロープ
ランドリーロープとは、取り外し可能な洗濯物を干すためのロープです。使わないときは外しておけば、その分部屋を広く使うことができます。
部屋の広さや状況に合わせて柔軟に使える点が、ランドリーロープのメリットです。
洗濯物を干す場所が足りないときにも重宝するので、ぜひ一本用意しておきましょう。
■ランドリールームをリフォームする際のポイント
リフォームやリノベーションでランドリールームを作る際には、以下のポイントを押さえることが大切です。
・目的に合った広さを確保する
ランドリールームには洗濯機や物干し、収納棚などの設備が入りますが、部屋が狭いと作業がしづらく、広すぎると無駄なスペースが生まれてしまいます。
ランドリールームの広さは、洗濯に必要な設備を設置するためのスペースと、人が通るためのスペースを考慮して決めることが大切です。
まずは現在使っている洗濯スペースを基準に、どのくらいの広さが必要か、具体的な面積を考えていきましょう。あくまで目安ですが、4人分の洗濯物を干すために必要な広さは、2畳程度です。
使い勝手をよくするには、洗濯物を干すスペースと通路は重ならないようにするといいでしょう。
・通気性を確保する
通気性のよさは、ランドリールームの機能を向上させる重要なポイントです。そのため、新たにランドリールームを作る際は、通気性のよい場所を確保していきましょう。
もしも通気性の悪い場所に作ってしまったら、洗濯物がなかなか乾かなかったり、湿気が多いためにカビが発生したりしてしまうかもしれません。せっかく作ったランドリールームが、うまく機能しないとなれば、ガッカリしてしまいます。
特にランドリールームと浴室がつながっている場合は、通気性の確保は必須です。
・外干しの近くに設置する
ランドリールームがあっても「天気のいい日は外干しがしたい!」という方は多くいらっしゃると思います。
そんなときのために、ランドリールームはベランダなど洗濯物を干す可能性のある場所の近くに設置すると便利です。
外干しでも室内干しでも楽となれば、洗濯の負担は大いに軽減されます。
■まとめ
如何だったでしょうか。
ランドリールームは、家事効率を上げ、生活空間を快適にするだけでなく、様々なメリットをもたらします。リフォームやリノベーションを検討している方は、ぜひランドリールームの設置もご検討ください。
私たちietoma(いえとま)は、創業から45年以上にわたり、一般のご家庭のリフォーム・リノベーション工事を手掛けてきました。
弊社にはお客様に最適なリフォームの提案を行う、住環境コーディネーターや一級建築士など、さまざまなプロフェッショナルが在籍しているため、幅広いニーズに対応できます。
例えば、お子さまの成長に合わせたスペース作りや、家族のためのバリアフリーリフォーム、ペットに優しい床作りなど、ご家族のライフステージに合ったリフォーム工事のご提案が可能です。
ランドリールームなどの水回り設備はもちろん、内装工事から外装工事まで、住宅のことなら何でもご相談いただけます。
私たちietomaが大切にしているのは、リフォームにおける「間」です。一般的にいうリフォームの「間」とは、間取りの変更や用途に沿ったスペース作りを指しますが、ietomaでの「間」は、人と人との間(あいだ)をなくし、「新しい暮らし」を提供する言葉です。
リフォームを通して家族の距離を縮め、新たな暮らしを実現するお手伝いをさせていただきます。
東京都練馬区または近郊エリアで、リフォーム・リノベーション工事をお考えの方は、ぜひietomaまで、お気軽にご相談ください。