皆さん、こんにちは。東京都練馬区を拠点に、建築工事から土地建物売買等を含め数多くのリフォーム工事を行っているietoma(イエトマ)です。
毎日掃除しても繰り返し発生するお風呂のカビに悩まされていませんか?実は、頑固なお風呂のカビは単なる掃除の問題ではなく、浴室の構造的な問題が根本原因となっているケースがあります。
練馬区でリフォーム・リノベーションを手がけるイエトマが、お風呂のカビ取りから根本的な解決方法まで、プロの視点で詳しく解説します。
■お風呂のカビが発生する本当の原因とは?
浴室は「高温」「多湿」「栄養」と、カビが繁殖する条件が整いやすい環境です。お湯を使うことで温度と湿度が高くなり、皮脂やアカなどカビの栄養源となる汚れが蓄積しやすいことから、浴室はカビにとって理想的な環境といえます。
ここでは、カビが発生しやすい環境条件と、浴室に発生しやすいカビの種類について解説します。
◆お風呂にカビが発生し易い環境条件とは?
浴室にカビが発生しやすい環境条件について解説します。
1. 湿度と温度の問題
カビが発生しやすいのは、「温度が20〜30度」「湿度70%以上」「石鹸カスや皮脂汚れなどの栄養源」の3つの条件が揃ったときです。入浴後は湿度が90%を超える高湿度状態が続くため、入浴後の浴室はカビが発生しやすい条件が揃っているといえるでしょう。
2. 換気不足による空気の停滞
換気扇の性能が不十分な場合や窓の配置が悪い場合は、浴室に湿気がこもりやすくなります。練馬区の住宅でも、築年数の経った物件では換気機能が現在の基準に達していないケースが多く見られます。
3. 構造的な問題
シーリング材の劣化によって目地からカビが侵入したり、古いタイルの微細なひび割れによって防水性能が低下したりするなど、構造的な問題でカビが発生しやすくなっているケースもあります。また、断熱不足による結露の発生もカビの原因となります。
◆カビの種類と特徴
・黒カビ(クラドスポリウム)
黒い斑点状に広がるカビで、表面だけでなく素材の奥まで根を張るのが特徴です。表面的な掃除では除去できず、再発しやすいのが特徴です。
・赤カビ(ロドトルラ)
ピンク色のヌルヌルとしたカビで、表面に浅く繁殖するため除去しやすいものの、放置すると黒カビの温床になってしまいます。
・青カビ(ペニシリウム)
換気性能の悪い浴室や天井周辺に発生するカビで、胞子が飛びやすく、アレルギーや喘息の原因にもなります。
■効果的なお風呂カビ取り方法
効果的なお風呂カビの取り方について解説します。
◆1. 事前準備
カビ取り剤の成分が充満しないよう、窓を開けたり換気扇を回したりするなど換気を徹底しましょう。皮膚や呼吸器への刺激を避けるため、ゴム手袋とマスクを着用することも大切です。カビ取り専用洗剤は、塩素系やアルコール系など、目的に合わせて用意します。
◆2. カビ取り作業
水分があると薬剤が薄まって効果が低下するため、カビ取り剤は乾いた状態で塗るのが一般的です。放置時間は製品の指示に従いましょう。目地やパッキンなど細かい部分のカビをブラシなどを使用して丁寧に除去したら、薬剤が残らないように水で十分に流します。
◆3. 仕上げ
水滴が残るとカビの再発原因になるため、乾いたタオルやスクイージーでしっかり拭き取りましょう。窓を開けたり換気扇を回したりし、乾燥状態を保つことが大切です。
■カビ取りだけでは解決しない理由 一時的な対処療法の限界
市販のカビ取り剤の使用や日々の掃除は、表面的なカビの除去には効果的ではあるものの、根本的な解決には至りません。一時的な対処では解決しない根本的な理由は、次の4つです。
◆古くなった目地やシーリング材内部に潜むカビの胞子
経年劣化によってタイル目地やシーリング材に微細なひび割れが生じると、そこから水分が入り込み、カビの胞子が内部で繁殖してしまいます。表面を掃除しても、内側からまた繁殖してしまいます。
◆建材自体に浸透したカビ
湿気が壁や床の下地に染み込んで、カビの胞子が建材の奥まで達してしまうと、洗剤や薬剤が届かなくなり、建材そのものの交換や改修が必要になります。
◆構造的な湿気の問題
日当たりが悪い場合や、断熱性能が不十分で外気との温度差が大きい場合などは、住宅の構造自体に湿気がこもりやすくなります。表面的な掃除では解決せず、繰り返しカビが発生してしまいます。
◆換気機能の不備
換気扇の性能が不十分な場合や、24時間換気機能がない浴室などでは、入浴後の湿気がこもってしまいます。とくに2025年は例年より湿度が高くなることが見込まれるため、換気能力の見直しが必要でしょう。
参照:一般財団法人日本気象協会「熱中症ゼロへ」より
■プロが教える!リフォーム・リノベーションでお風呂のカビを根本から改善する方法
浴室のカビは、表面的な対策よりも、リフォーム・リノベーションによってカビの「発生条件」そのものを断ち切ることが、最も確実で効果的な対策といえるでしょう。ここではリフォーム・リノベーションで浴室のカビを根本から改善する方法について解説します。
◆1. 換気性能を根本から見直す
リフォーム・リノベーションでできる換気改善には、高性能な24時間換気対応の浴室暖房乾燥機を導入、湿度センサー付き換気扇、天井・壁に通気層を設けた構造改善などがあります。
練馬区のイエトマでは、住宅ごとに最適な換気プランをご提案し、カビの再発を防ぐ浴室環境を実現しています。
◆2. カビが付きにくい素材を選ぶ
カビに強い建材を選ぶと、掃除の手間が激減します。たとえば、防カビコーティング付きユニットバスパネル、抗菌・速乾性のある床材や壁材、カビ菌が根を張りにくい高機能目地材、水はけの良いスリット入りフロア設計などがあります。
イエトマでは、デザイン性と機能性を両立させた浴室プランを提案可能です。「掃除が楽になるバスルームにしたい」というご要望にも柔軟に対応しています。
◆3. 結露を防ぐ断熱リフォーム
お風呂の壁や天井の結露は、カビの原因になります。とくにタイル壁や鉄骨構造の場合は外気との温度差で結露が生じやすく、内部に湿気がこもりやすくなります。壁や天井に断熱パネルや断熱材を施工する断熱リフォームをすれば、外気との温度差が抑えられて結露防止になるほか、浴室の寒さ対策にもなり、ヒートショックの予防にも効果的です。
断熱工事は単に快適さを高めるだけでなく、カビの根本的対策として非常に有効です。イエトマでは、浴室の構造や築年数に応じて最適な断熱改修をご提案します。
◆4. 見た目も一新!カビ知らずの快適空間へ
カビのない清潔な浴室は、毎日のバスタイムを快適にしてくれます。リフォームで「古さ」や「汚れ感」を一掃できるため、浴室の印象が大きく変わります。
参照:「東京都練馬区戸建て_浴室リノベーション」より
お風呂のカビ取りは一時的な対処療法に過ぎません。本当にカビのない快適な浴室を実現するには、根本的な原因を解決するリフォームが最も効果的です。
練馬区のイエトマでは、お客様一人ひとりのカビの悩みに寄り添い、最適なソリューションをご提案いたします。無料相談・現地調査も承っておりますので、お風呂のカビでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
■ランドリールームのリフォーム・リノベーションなら練馬区のietoma(イエトマ)にお任せください!
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