雨の日にEVの充電をするのは危ない⁉雨除けにはカーポートの設置がオススメ! 

皆さん、こんにちは。東京都練馬区を拠点に、建築工事から土地建物売買等を含め数多くのリフォーム工事を行っているietomaです。


リフォームを検討中の方にとって、電気自動車(EV)の充電器やカーポートの設置は重要なポイントです。特に天候の変化による影響を考慮する必要があります。EVの充電器やカーポートの設置には、雨の日でも充電できる防水性能が求められます。また、充電ポートの位置にも配慮が必要です。これらの要素を考慮して、リフォームを検討中の方に役立つ情報をお伝えしていきます。




■雨の日にEV充電は危険?

雨の日にEV充電器を利用する際には、屋外設置の充電器であれば雨風による影響を受ける可能性があります。雨水が充電器の内部に浸入し、故障の原因となる可能性もあります。さらに、濡れた手で充電ケーブルを扱うことは感電の危険性があります。また、水たまりの中で充電を行うと、予期せぬ電気的な問題が発生する可能性もあります。これらのリスクを考えると、雨天時の充電は可能な限り避けるべきです。どうしても必要な場合は、十分な屋根のある場所で行うことが推奨されます。安全で快適なEV充電環境を確保するためには、自宅にカーポートを設置することが理想的な解決策となります。



・雪や雨の中で充電する時は注意!

濡れた手で充電プラグを抜き差しすることは非常に危険です。感電のリスクがありますので、必ず避けてください。充電プラグを接続した後に濡れてしまっても問題ありませんが、手が濡れている状態では触らないでください。また、充電コネクターや充電ポートが濡れている場合は、布などで水分を拭き取ってから使用してください。雪や雨が降っている際は、充電が終了したら充電ポートリッドと充電コネクターキャップを確実に閉めて、雪や雨が入らないようにしましょう。



・充電できないときは?

悪天候時や雷雨中は充電を避けましょう。感電や火災のリスクがあります。雷鳴中は充電ポートや車に近づかないでください。また、充電ポートに水が溜まっている場合も充電を中止してください。漏電の危険があります。




■悪天候で充電する際に気をつけること

雪や雨など悪天候のときに充電する際の注意点を以下にまとめました。漏電に十分に気をつけて充電するようにしましょう。


・電源プラグや充電コネクターを濡らさない

充電プラグや充電コネクターを濡らさないことが重要です。特に接続部は防水性があっても、水に濡れないよう十分気をつける必要があります。万が一濡れた場合は、乾いた布で水滴を拭き取りましょう。


もし充電口に水が入ってしまったら?

EVの充電口に水が入っても大丈夫です。排水用の穴があり、内部に水が溜まりません。また、EV充電器は通信を行ってから通電を開始するため、慌てる必要はありません。


凍結に注意

悪天候時は充電ポートの状態に注意が必要です。大雨や積雪によりコネクターが覆われたり凍結したりする可能性があります。



・プラグを抜き差しする際は乾いた手で

電気自動車の充電時は、感電リスクを避けるため、濡れた手での作業は避けましょう。濡れていない手でも安心できない場合は、絶縁性のあるゴム手袋の着用をおすすめします。電気自動車の安全性は高いものの、万が一の事故を防ぐためにも、適切な予防措置を講じることが重要です。



・充電ポートカバーを使用

雨の中での充電で、充電口が濡れてしまうのが心配という方は充電口や接続部分をすっぽりと守ってくれる「充電ポートカバー」の使用がおすすめです。

メーカー純正のポートカバーの購入やネットショッピングで1000円〜2000円程度で購入が可能です。様々な形の充電ポートカバーがあるため、ご自身のEVにあったものを使用してください。



・悪天候の日は使用しない

大雨や落雷の際は、EV充電器の使用を控えましょう。雷が鳴り出した場合は、車両や充電ケーブルから離れることが安全です。遠くで雷が鳴っているだけでも、充電の停止や開始に問題が生じる可能性があるため、注意が必要です。




■雨の日でも安全に充電するためには?

雨の日でも安全に充電したい方はカーポートの設置が重要です。カーポートがあることで悪天候でも気にせずに充電ができ、車を利用することができます。



・カーポートとは?

カーポートは屋根付き駐車場を指し、青空駐車場はカーポートではなく駐車場と呼ばれます。ガレージは天井、壁、シャッターで完全に覆われた車庫ですが、カーポートは屋根や簡易雨よけのみで、壁やシャッターがないため、本体代と施工費が抑えられるのが特徴です。



・カーポートの適切な選び方

カーポートの設置が重要であることは理解いただけたかと思いますが、実際カーポートを設置するなら、どのように選ぶべきでしょうか。重要なポイントを以下にまとめました。


カーポートのサイズで選ぶ

車のサイズに合わせてカーポートのサイズを選ぶことが重要です。車をゆとりを持って収納できるよう、少し余裕のあるサイズを選びましょう。大型の車の場合は、延長タイプや縦連棟タイプの対応が必要となります。


間口サイズが駐車のしやすさを左右する

間口のサイズは、駐車のしやすさに大きな影響を及ぼします。車を出し入れする際は、通常曲線的な動きが必要になります。間口のサイズを適切に設定することが重要です。車体の幅に加え、前面道路の道幅や車の回転半径なども考慮する必要があります。余裕のある間口サイズを選ぶことが推奨されます。素人にはこの判断が難しい場合があるため、カーポートの販売店や施工業者と相談しながら、最適な間口サイズを決めることをおすすめします。


カーポートの駐車スペースと道路の位置関係

カーポートの選択においては、前面道路との位置関係が重要です。駐車スペースは、ななめ、並行、直角の3種類に分類されます。ご利用の車の台数や敷地の条件によっても異なりますので、間口サイズにも十分ご留意ください。車のサイズだけでなく、敷地に合わせたカーポートの選択も大切です。場合によっては、敷地に合わせて少し大きめのカーポートを選ぶことで、より使い勝手が良くなります。


駐車台数、デザイン、強度を検討

駐車台数、デザイン、強度を十分に考慮し、建物の雰囲気に合ったカーポートを選んでください。デザインはぜひ予算内で検討し、建物や景観との調和を図ることが大切です。また、カーポートは屋外に設置されるため、強風や雨風にも耐えられる十分な強度が必要です。長期的に使用することを踏まえ、安全性の高い製品を選びましょう。




■まとめ

如何だったでしょうか?

今回は、雨や雪の日のEV充電の安全対策として、カーポートの設置の重要性をご紹介しました。EVの普及により充電ポートの需要は上がる事が見込まれますが、安全に充電できる環境を整えることも必要になります。そのため、カーポートはEV充電を安全かつ快適に行うための理想的な設備と考えられます。これからリフォームを考える方々には、EVの充電環境を整えるための一助となれば幸いです。


私たちietomaは、リフォームを通して、人と人との間(あいだ)をなくし、新しい暮らしを提供しています。ietomaでは、リフォームを通して家族の距離を縮め、新たな暮らしを実現したいというご希望を叶えるお手伝いをさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。




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